読書が進まない原因
読書を楽しもうと、いざ読み始めても眠たくなったり、眼が疲れたりして読書が進まないという方が多いのではないでしょうか。
何となく気づいていると思いますが、読書が進まないのは、読書習慣が身についていないからです。
実は、読書が楽しくなるようなチョットした工夫をするだけで、楽に読書習慣が身につきます。
大の読書嫌いであった私が、いかにして読書習慣を身につけたかを述べていきますので、ぜひ最後まで読んでください。
今回の記事を読む3つのメリット
今回の記事を読むことで、3つのメリットが得られます。
- 読書習慣が身につく
- 自分の悩みが解決する
- 望んだ結果が得られる

最初に読む本
“楽しい”と感じることができなければ、すぐに挫折しますので、最初に読む本の選び方が大切です。
以下の2つの条件にいずれも当てはまる本から読み始めることをおすすめします。
- ある程度の知識があるジャンルの本
- 自分の悩みが解決する、もしくは知りたい内容が書かれている本

全く知識のないジャンルの本から読み始めた場合、専門用語の意味を理解するのに時間がかかるなどして挫折します。
また、興味がある本であっても、読書習慣が身についていない状態で最初から最後まで読もうとした場合も途中で読むのが嫌になったりしがちです。
本の重要な部分は、全体の5%から10%程度であり、残りのページは、具体例や補足説明などですので、極論、飛ばし読みでもOK。
目次をみて、重要と思われる部分や興味があるところから読み始めることをおすすめします。
これを繰り返していくことで、基礎知識が高まり、徐々に読める本のジャンルが広がっていきます。

自分の悩みを解決する、もしくは知りたい内容が書かれている本であれば、アウトプットが前提となるので、能動的に理解しようとします。
理解しようとして読むため、集中力が途切れることが少なくなり、記憶にも残りやすくなります。
自分の悩みが解決する本だと思えば、読書も苦にならないので、自然と読書週間が身につくのも当然のことといえます。
読書習慣さえ身につけば、自然と知識が増えていき、読んだ本と関連するジャンルにも興味が広がります。
私自身も集中力が続かず、読書週間がなかなか身につかなかったのですが、現在では楽しく読めるようになりました。
まだまだ読書のスピードが遅く、1冊を読み終えるのに時間はかかっていますが、工夫次第で読書好きになれることを実感しています。
現在では、読書に対する抵抗感は完全になくなりましたが、人によっては文字を読むこと自体に抵抗感がある方もいます。
そこでおすすめしたいのが、Amazonオーディブルの“聴く読書”です。
最初に読む本の選び方が大切

何事も最初が肝心!!
聴く読書から始めるメリット
私自身の体験を述べると、聴く読書から始め、今では、紙の本や電子書籍を抵抗感なく読めるほどになりました。
聴く読書を始めてからしばらくすると、教養が身についていることが実感でき、次第に自己肯定感が高まっていきます。
自己肯定感が高まることで、より知識を得たいという欲求が生まれ、紙の本や電子書籍でも読書をしたい気持ちになりました。
あくまでも個人の体験ですので、万人に当てはまるわけではありませんが、読書習慣の“きっかけ”には最適です。
読書習慣の3つのメリット
- ①語彙力や文章力が高まる
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文字媒体に抵抗感があるのは、漢字が読めないとか、小難しい表現があったりするからだと思います。
読書習慣があれば、自然と語彙力や文章力を高めることができます。
- ②人間関係の改善になる
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ストレスの多くが人間関係といっても過言ではありません。
読書によって、自分の視野が狭いことに気づき、人間関係のトラブルを事前に回避することができます。
例えば、腹を立てる原因の一つに、相手に対して期待値が高いことが挙げられます。
人によって考え方は様々ですので、“普通は〇〇するはずだ”とか、“〇〇が当たり前”といった考え方は、時として自分自身を傷つけることにもなりかねません。
腹が立つのは、相手が物事を処理してくれるものと自分が勝手に期待していたからと考えた方が、ストレスの回避になります。
このように、読書によって視野が広がることで、人間関係の改善にもつながります。
- ③人生の羅針盤になる
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本には、先人たちの知恵が詰まっていますので、効率的に知識を得ることができます。
人が何かを成しとげる際、試行錯誤を繰り返しながら、ようやく“答え”にたどり着くことがほどんどなのですが、読書によって、“答え”に最短で到達する可能性が高まります。
筆者の場合は、古代ローマの哲学者“セネカ”の言葉に感銘を受け、人生の羅針盤になっています。
多忙な人間は、なにごとも十分になしとげることができない。
弁論においてもそうだし、学芸においてもそうだ。
じっさい、忙しさで心が散漫になると、なにごとも深く受け入れることができなくなる。
そして、すべてのものを、むりやり押し込まれたかのように、吐き出してしまうのである。
~人生の短さについて~(セネカ 中澤 務 訳)この一節は、現代人がかかえる問題と全く同じものです。
忙しいとなにごとにも着手できないので、“自由な時間”が大切ということを表しています。
時代は変わっても、人の悩みは大きくは変わらないので、読書がもたらす“気づき”が最短での問題解決につながるということです。
本が読めない5つの原因
- ①読書習慣がない
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文字を読むには集中力が必要なので、読書習慣がなければ疲れます。
文字媒体に慣れていない限り、本を読もうとしないのは、当然のことといえます。
- ②集中力が続かない
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自分の悩みを解決する、もしくは知りたい内容が書かれている本でない限り、途中で飽きてしまうので、集中力が続かなかったり、眠たくなったりします。
また、ちょっとした音に敏感な人も集中力が続かないため、本が読めなくなることがあります。
- ③多忙な日常
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残業が多い仕事をしている場合、帰宅して寝るだけという人もいます。
そのような人は、読書習慣がない限り、平日はもちろん、休日においても本を読みたいと思うことはほどんどありません。
副業Kindle作家 ダイジ 公式Blog - ④本を買うだけで満足する
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本を買った瞬間は教養を高めようと意気込むのですが、時間の経過とともに読書が面倒に感じて、ほどんど読まないまま、本を買ったこと自体を忘れてしまうことがあります。
- ⑤他人がすすめる本
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上司、友人、家族などからすすめられた本、もしくは話題作の場合、自らが興味を持っているわけではないので、本を買ったとしても、気乗りがしないため、読んでいる途中で飽きます。
自分のために本を読むことが正しい姿勢なので、自分の悩みが解決しそうな本を選ぶことが大切です。
読書習慣を身につける7つのコツ
- ①静かな環境を整える
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家族の声や生活音など、ちょっとした音でも気になる人は、カフェや図書館などに移動し、読書に集中できる環境を整えることも一考です。
- ②本を買ったらすぐに読む
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読書に限ったことではありませんが、後回しにすると、面倒になることが多いので、本を買ったらすぐに読む習慣が大切です。
- ③スキマ時間の活用
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通勤時間や昼休憩など、ちょっとした時間であれば、読書が苦痛にはなりませんし、集中力も高まります。
多忙な日常を過ごしている人でも、少しずつの積み重ねが読書習慣につながります。
副業Kindle作家 ダイジ 公式Blog - ④目的を明確にする
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読書の目的を明確にすることで、効率と結果が得られます。
目的といわれても、ピンとこない方は、自分の悩みを解決する本がおすすめです。
目的が明確になっていないと、読書に集中することができないため、重要なポイントを見逃し、ダラダラと読み進めることになります。
重要なポイントが把握できなければ、読み飛ばしもできず、結果として、読み終えるまでに時間がかかるだけではなく、本の内容が記憶に残りません。
目的を明確にすることで、効率良く読むことができ、自分の悩みの解決などにも役立ちます。
興味がある内容であれば、最初から最後まで読むのもアリですが、本の重要な部分は、全体の5% から10%程度のページ数といわれていますので、目的に合った内容を読むだけでも十分に価値があります。
目的に合った内容だけを読み、自分の役に立つと感じることができれば、自然と他のページも気になり、気づけばすべて読み終えていたということもあります。
人間には、“一貫性の法則”という心理が備わっていますので、中途半端はイヤなのです。
この心理を上手く利用できれば、読書習慣が早く身につきます。
- ⑤複数の本を同時に読む
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興味のある本であっても、集中力が途切れ、飽きてしまうことがあります。
飽きてしまったら、別の本を読むようにすれば、再び集中力を取り戻すことができます。
このように、複数の本を同時に読むことで、徐々に読むページ数が増えて読書に没頭できるようになります。
- ⑥苦痛に感じたら読まない
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興味がある内容であったり、自分にとって有益と感じる本であれば、読書に没頭できるため、次第に早く読めるようになりますが、自分が求めている内容が書かれていなければ、読書が苦痛に感じます。
自分に合っていないと感じた場合は、無理に読み進めず、新たな本を読み始める方が賢明です。
苦痛を感じながらの読書は、時間を取られるだけでなく、読書嫌いが加速するだけです。
- ⑦音楽をかける
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人によっては、静かな環境の方が集中できないということもあります。
音楽をかけることでリラックス効果が得られるような人の場合、バックミュージックも一考です。


読書習慣を身につける方法
読書嫌いの人が、いきなり文字媒体で読書を始めると、すぐに挫折する可能性がありますので、まずは、“聴く読書”から始め、読書の楽しさを実感することが大切です。
読書の楽しさが実感できた段階で、紙の本や電子書籍に移行するのがおすすめ。
“聴く読書”は、読書習慣の“きっかけ”には最適なのですが、引用などのアウトプットをする際は文字起こしが必要となったり、語彙力や文章力を高めるには不十分な点があります。
“聴く読書”を“きっかけ”として、少しずつ文字媒体にも慣れるようにすれば、自然と読書習慣が身につきます。
Amazonオーディブル
紙の本や電子書籍
- ①Amazonオーディブル
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- 読書習慣を得るまでの間
- 通勤時、掃除や家事、散歩をしながら
- 眼や体が疲れている時
- 就寝前
- ②紙の本
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- 家でゆっくりと読書を楽しみたい時
- ③電子書籍
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- 通勤時や外出先でのスキマ時間を利用


Amazonオーディブルとは
Amazonオーディブルは、プロのナレーターが朗読する内容を聞くだけなので、文字媒体に抵抗感がある方でも気軽に利用することができます。
月額1,500円(税込)で聴き放題ですので、忙しい方でも、スキマ時間を利用すれば、月間で数冊は十分に読める(聴ける)はずです。
月間で2冊読めば(聴けば)、十分に元は取れます。
会員プラン
2022年1月27日より、会員プラン内容が変更となり、“聴き放題”になりました。
これまで | 2022年1月27日以降 |
聴き放題はポッドキャストのみ | 12万冊以上の作品が“聴き放題” |
オーディオブックは毎月1コインで1冊のみ入手 | コイン制は終了 |
1,500円/月 | そのまま1,500円/月 |
オフライン再生〇 | オフライン再生〇 |
ストリーミング× | ストリーミング〇 |
読み切れなかった本がムダになっていませんか!?
“聴く読書”であれば、きっと最後まで聴き続けることができるでしょう。



12万冊以上が“聴き放題”!!
Amazonオーディブルのメリット
- 12万冊以上の作品が“聴き放題”
- スキマ時間に聞ける
- 文字が苦手でも読書ができる
- 語学学習にも最適
- 30日間の無料体験ができる
- ①12万冊以上の作品が“聴き放題”
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購入した本が期待外れだった場合、読まずに放置するのはもったいないと感じるため、興味がなくても苦痛を感じながら読み進めることがあります。
興味がないのに読み進めるのは、ほどんどの人が、“得をすることよりも損をすることに敏感”だからです。
12万冊以上の作品が“聴き放題”ですので、期待外れと感じた場合は、迷うことなく別の本を聴き始めることができますので、興味のない本を読むムダな時間がなくなります。
12万冊以上の作品があれば、興味のある本が何冊か見つかるはずです。
実際に試した結果、内容が良かった本については、紙の本や電子書籍でも読んでみたいと感じました。
ブログやSNSなどで書評をアウトプットする際は、文字媒体の方が圧倒的に便利ですので、紙の本や電子書籍を購入する際の“商品カタログ”のような使い方もできます。
本の内容を理解したうえでの購入なので、期待外れはありません。
Amazonオーディブルで聴いて本の内容を知っているにもかかわらず、アウトプット用として思わず購入したのが、“ユダヤの商法(藤田 田 著)”。
ジャンル自己啓発、個人的成功、ビジネス・キャリア、文学・フィクション、ライトノベル、歴史小説、ミステリー・スリラー・サスペンス、SF・ファンタジー、語学学習、政治学・社会科学
- ②スキマ時間に聞ける
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スマホにアプリをダウンロードするだけで簡単に聴けますので、大変便利です。
外出先での待ち時間や通勤中、散歩中、掃除中、運転中など、“空いている耳”を有効活用できます。
すきま時間を上手く活用できれば、読書だけの時間を設ける必要はありませんので、短期間に読書習慣を身につけることができます。
- ③文字が苦手でも読書ができる
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読書はしたいけど、文字が苦手という方におすすめです。
プロのナレーターによる心地良い声を聴くだけで、読書の楽しさを体感できます。
- ④語学学習にも最適
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語学学習の教材は、比較的高価なものが多いのですが、語学学習の本も対象となっているので、お得に利用できます。
“聴き放題”のサービスですので、自分に合った本をじっくりと選べます。
聴き取りにくい場合は、“0.5倍速”にすることで理解が深まります。(0.5~3.5倍速での再生が可能)
- ⑤30日間の無料体験ができる
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入会すれば、初回30日間の無料体験ができます。
気に入らなければ、無料体験中に退会することで会費はかかりません。
Amazonオーディブルのデメリット
- アウトプットには不便
- 本の内容があまり記憶に残らない可能性あり
- 本が手元に残らない
- ①アウトプットには不便
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引用などのアウトプットをする際は、文字起こしが必要になります。
本によっては、目次がアバウトなもの(第〇章という表記のみ)もありますので、興味のある個所を聴き返す際、探すのに時間がかかることも。
- ②本の内容があまり記憶に残らない可能性あり
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楽に聴き流せる半面、ある程度意識を傾けないと、本の内容が記憶に残らない可能性もあります。
- ③本が手元に残らない
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退会すれば、次回請求日前日までしか聴くことができません。
単品で購入した本については、聴き続けることができます。
Kindle Unlimitedとは
Kindle Unlimitedとは、月額980円(税込)で200万冊以上の電子書籍が読み放題のサービスです。
“聴く読書”に慣れてきたら、次は電子書籍♪
Kindle端末やスマホ(アプリをダウンロードするだけ)で気軽に読書が楽しめます。
ジャンルが豊富なので、娯楽や学習など、幅広い場面で活用できること間違いなし。
Kindle Unlimitedのメリット
- 30日間の無料体験ができる
- 月に1~2冊読めば元が取れる
- ジャンルが豊富
- 対応する端末が多い
- お得なキャンペーンあり
- ①30日間の無料体験ができる
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“無料体験はしたいけど、解約を忘れて自動課金されるのがイヤ”という方が多いと思います。
実は、無料体験申込後、すぐに解約手続きをしても30日間の無料体験は続くので、解約忘れのリスクは低めです。
サービスの向き不向きを判断するには、十分な期間ですので、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。
- ②月に1~2冊読めば元が取れる
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本の販売価格にもよりますが、1~2冊買うと980円を超えるので、すぐに元が取れます。
“読みたいけど買うほどではないかな…”とか、“どんな本か試しに読んでみたい…”と考えている本を読む絶好の機会です。
- ③ジャンルが豊富
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対象の書籍が和書・洋書を合わせ、200万冊以上ありますので、お目当ての書籍が何かしら見つかるはずです。
文学・評論、人文・思想、社会・政治、ノンフィクション、歴史・地理、ビジネス・経済、投資・金融・会社経営、科学・テクノロジー、医学・薬学、コンピューター・IT、アート・建築・デザイン、趣味・実用、スポーツ・アウトドア、資格・検定・就職、暮らし・健康・子育て、旅行ガイド・マップ、語学・辞事典・年鑑、教育・学参・受験、絵本・児童書、コミック、ライトノベル、ボーイズラブ、ティーンズラブ、タレント写真集、エンターテイメント、楽譜・スコア・音楽書、雑誌、アダルト
- ④対応する端末が多い
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スマホ、タブレット、パソコン、Kindle端末で読めますので、外出先、自宅にいる時、その時々に応じて使い分けるのが良いでしょう。
- ⑤お得なキャンペーンあり
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Kindle Unlimitedのような月額制サービスのデメリットは、利用しなくても課金される点です。
Amazonオーディブル“聴く読書”や紙の本の未読がたまってきた時は、一旦、利用の休止をおすすめします。
しばらく経つと、Amazonから割引キャンペーンの案内が届くことがあります。
未読の本が少なくなったタイミングで、割引キャンペーンの案内が届けば、チャンス到来です。
お得な時期に申込み、思う存分、読書を楽しみましょう♪
Kindle Unlimitedのデメリット
- 20冊までのレンタル制
- 読み放題の対象本は随時入れ替わり
- 人気のマンガや話題作は少なめ
- “1-Clickで今すぐ買う”を押さないよう注意
- ①20冊までのレンタル制
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同時に読めるのは20冊までのレンタル制となっていますので、それ以上の本を読みたい場合は、どれかを返却する必要があります。
解約すると、レンタルしていた本は読めなくなります。
- ②読み放題の対象本は随時入れ替わり
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読み放題の対象本は随時入れ替わるので、読もうと思ったタイミングには、すでに対象外となっていることもあります。
早めにダウンロードしておくのがベターです。
- ③人気のマンガや話題作は少なめ
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人気作や話題作が読み放題の対象となっていないことが多いのが残念です。
ブームが去れば、読み放題の対象になることもありますので、今後の改善に期待しましょう。
- ④“1-Clickで今すぐ買う”を押さないよう注意
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“読み放題で読む”というボタンを押し、Kindle Unlimitedの利用を開始すべきところ、その近くにある、“1-Clickで今すぐ買う”のボタンを押しそうになりますので、注意が必要です。
“1-Clickで今すぐ買う”のボタンを押すと、定価で本を購入することになりますので、誤ってボタンを押した場合は、すみやかにキャンセルしてください。
まとめ
- 最初に読む本の選び方が大切(自分の悩みが解決する本がおすすめ)
- 目次をみて、重要と思われる部分や興味があるところから読み始める
- 読書習慣の“きっかけ”には、“聴く読書”が最適
- “聴く読書”に慣れたら、紙の本や電子書籍に移行
- 状況に応じて使い分けるのがベスト(“聴く読書”・紙の本・電子書籍)
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