「禁酒」と聞くと、「飲み会での付き合いが悪くなる」、「楽しみがなくなる」といったネガティブなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
実は、私も以前はそう思っていました。
毎晩のようにビールを飲み、休日も昼からお酒を嗜む、ごく普通のサラリーマンだったからです。
しかし、健康診断で肝臓の数値が悪化し、ある本との出会いをきっかけに「禁酒」を始めました。
すると、想像もしなかった素晴らしい変化が次々と起こり始めたのです。
今回は、お酒をやめてから人生が好転した私の体験談を交えながら、禁酒がもたらす驚きの効果についてお伝えしたいと思います。
お酒は「創造性」の最大の敵だった?〜ほろ酔いが邪魔に感じる瞬間〜
多くの人が「お酒を飲んでリラックスする時間」を大切にしていると思います。
私もそうでした。
仕事の疲れをお酒で癒し、ほろ酔い気分でテレビを観るのが日課。
しかし、電子書籍の執筆など、趣味や副業の際、そのほろ酔い気分が「邪魔」だと感じるようになりました。
趣味のゲームや読書、執筆活動など、クリエイティブな活動に取り組む際、酔った状態では集中力が散漫になり、心ここに在らずの状態になってしまうのです。
飲酒欲求は抑えられないものの、趣味や副業がはかどらないジレンマを抱えていました。
そんな時、精神科医の樺沢紫苑先生と経済評論家の勝間和代さんの書籍を読み、「お酒は薬物」であるという衝撃的な事実に気づきました。
飲酒には多少のメリットはあるものの、トータルで考えるとデメリットの方が圧倒的に多いというのです。
この事実に気づいてからは、ほろ酔い気分が時間の無駄に感じるようになり、お酒を飲むこと自体が非生産的な行為だと考えるようになりました。
飲酒者が知らない「ゼロ勉強社会人」という現実
総務省の統計によると、日本の社会人の1日あたりの平均勉強時間は、プライベートな時間でわずか約13分です。
さらに、約52.6%の社会人はまったく勉強をしていない「ゼロ勉強社会人」だということがわかっています。
この状況は、アジア・欧米18カ国・地域の中で最下位という驚くべき結果です。
以前の私も、仕事終わりにお酒を飲み、テレビを観て寝るというライフスタイルだったので、典型的な「ゼロ勉強社会人」でした。
飲酒者は酔っ払うため脳が正常に機能せず、勉強どころではなくなってしまうからです。
しかし、終身雇用の崩壊が叫ばれる現代、会社に依存するのではなく、自分の力で稼ぐスキルを身につけることが重要になっています。
お酒をやめることで、これまで飲酒に費やしていた時間を、自己成長のための時間に充てることができるのです。
私の場合は、電子書籍出版が自己成長につながっています。
ユダヤ人に学ぶ、時間を大切にするマインドセット
禁酒を成功させる上で最も重要なのが「マインドセット」です。
単に我慢するだけでは必ず失敗します。
お酒を飲みたいと思わなくなるような考え方を身につけることが大切です。
そのヒントは、ユダヤ人の考え方にありました。
ユダヤ人は、自分の寿命を常に計算して生きています。
時間が有限であることを知っているからこそ、時間を無駄にすることを嫌い、効率的に使おうとします。
ユダヤ人が世界経済の中心にいることと、時間を無駄にしないことは無関係ではありません。
飲酒は、健康リスクを負うだけでなく、創造的な活動を阻害し、時間を無駄にしてしまいます。
この事実を「時間の無駄」だと認識できるようになれば、自然とお酒を飲みたいとは思わなくなるはずです。
禁酒に必要なマインドセットは、以下の3つです。
時間は有限である
人はいつか必ず寿命を迎えます。
時間を大切にする意識が、禁酒へのポジティブな一歩になります。
お酒は無駄遣いである
健康面や経済面への影響を考えると、飲酒は無駄遣いになる可能性が高いです。
第一の財産は健康である
どんなにお金や地位があっても、健康を損なえば意味がありません。
健康は夢や目標を追求するための基盤です。
ノンアルで満足できる?飲酒欲求を「するっと」手放す裏技
「お酒をやめるとはいっても、飲酒欲求に勝てそうにない…」そう考える人もいるかもしれません。
そこで私が実践し、効果があったのが「代替飲料」です。
精神科医の樺沢紫苑先生や経済評論家の勝間和代さんの書籍で「お酒=薬物」と認識してから、私はノンアルコール飲料(ビールテイスト飲料)に切り替えました。
最初は物足りなさを感じるのではないかと心配しましたが、拍子抜けするほど簡単に問題が解決しました。
ノンアルコール飲料で飲酒の渇望を満たしつつ、頭はクリアな状態を維持できます。
これにより、仕事や趣味に集中でき、一挙両得の生活を手に入れることができたのです。
飲酒欲求を我慢するのではなく、「代替飲料」で満足させる。
これが、禁酒を無理なく継続するための強力な裏技です。
テレビを観るのが趣味という生活習慣なら、「代替飲料」では満足できないかもしれません。
クリエイティブな活動を始めることで、きっと飲酒に費やす時間を無駄に感じるはずです。
クリエイティブな活動を開始してないなら、今すぐ始めましょう。
お酒をやめたら人生が好転!禁酒で手に入れた「クリアな頭脳」の活用法
禁酒を始めてから2年以上が経ち、私の人生は大きく変わりました。
まず、飲酒に費やしていた時間とエネルギーを、自己成長のための「インプット」と「アウトプット」に回せるようになりました。
読書で知識をインプットし、電子書籍の執筆活動でアウトプットを繰り返すことで、精神科医の樺沢紫苑先生が提唱する自己成長のサイクルが自然と身についていたのです。
その結果、電子書籍の印税やブログの広告収入といった「給与所得」とは異なる収入を得る喜びを知ることができました。
これは、仕事終わりにお酒を飲んでいては決して得られなかったものです。
禁酒で手に入れた「クリアな頭脳」は、人生のあらゆる面でプラスに働いています。

睡眠の質の向上
深い眠りにつけるようになり、朝の目覚めが劇的に良くなりました。
集中力・記憶力の向上
頭が冴え、読書や執筆が驚くほどはかどるようになりました。
感情の安定
アルコールによる気分の浮き沈みがなくなり、メンタルヘルスが安定しました。
新しい趣味との出会い
お酒に費やしていた時間を使い、読書や執筆だけでなく、副業などの様々な新しいことに挑戦できるようになりました。
禁酒は、単にお酒を断つことではありません。
それは、「時間」、「お金」、「健康」という人生の貴重な資産を取り戻し、自分らしい生き方を手に入れるための「最強の自己投資」なのです。
もしあなたが「禁酒したいけど、なかなか踏み出せない…」と悩んでいるなら、ぜひ下記の拙著を手に取ってみてください。
きっとあなたの背中を押すヒントが見つかるはずです。
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